室内のシンボルツリーにおすすめの観葉植物10選!サイズ別にどんなインテリアに合うか解説

インテリア

「お部屋がなんとなく殺風景」「観葉植物を置いてはみたものの、ごちゃついていて統一感がない」とお悩みの方、「シンボルツリー」を置いてみませんか?
シンボルツリーとは、その空間を象徴する樹木のことで、お部屋を引き立てたり、空間の雰囲気をまとめたりすることができます。お部屋のインテリアやどんな雰囲気にしたいかに合わせたシンボルツリーを置くことができれば、自然と空間に一体感を生むことができるのです。

今回は、置き場所やお部屋の広さに合わせてシンボルツリーにおすすめしたい観葉植物10選をご紹介します。無理なく育てるためにも、育てやすさや育成の注意点もお伝えするので、今後の管理にもお役立てください。また、花言葉や風水の意味も併記しているため、その意味や運気への効果の面でも気に入る観葉植物が見つかるかもしれません。

シンボルツリーを選ぶ4つのポイント

観葉植物は多種多様。たくさん種類がある観葉植物の中から、何を基準にシンボルツリーを選べばいいのでしょうか。置きたいお部屋に合ったシンボルツリーを選ぶためのポイントを4つ紹介いたします。

1.置きたい場所と観葉植物のサイズ感

置き場所を先に決めておくと、観葉植物を選ぶ際にサイズ感を参考にできます。
テーブルや棚の上であれば大きくても20cmまでにとどめ、反対に広い部屋であれば2m近い大きさがあったほうが見栄えも良くなります。

2.育てやすさ

どんなにおしゃれで部屋に合う植物でも、特別手がかかる観葉植物だと日々のお手入れが大変です。
なるべく強くてお部屋の環境に合った育てやすい品種を選びましょう。

3.インテリアとの親和性

カーテンや絨毯などの家具と同じように、観葉植物にもさまざまな「テイスト」があります。スタイリッシュで都会的な雰囲気の物や、エスニックな雰囲気の物など。
置きたい空間をどのように見せたいかを考えて、雰囲気を合わせるのがおすすめです。

4.花言葉や風水上での意味

ある程度候補を絞ることができたら、その観葉植物の花言葉や風水上での意味を見てみるのもおすすめです。
気に入る花言葉や風水的に意味合いを持つ観葉植物があるかもしれません。

卓上やハンギング向き:シンボルツリーにおすすめの小型観葉植物3選

ガジュマル

鉢で育てているガジュマルは、10~20cm程度のものが多くあります。
幹に水分を貯めておけるため水切れには強く、育てやすい品種です。
ユニークな樹形でアクセントとして使いやすく、便利。和風な雰囲気もありますが鉢によっては洋室でも問題なく合わせることができます。
花言葉は「健康」や「たくさんの幸せ」など。
風水上では良い運気を引き寄せてくれるとされていて、金運や仕事運をアップさせるご利益もあるとのことです。

テーブルヤシ

テーブルヤシは10〜50cm程度ですが、成長速度がゆっくりで伸びても最大で1年に10cmほど。
ある程度の日光は必要になるものの、耐陰性に優れているので育てやすい品種です。
「ヤシ」という名前がついていることもあり南国の雰囲気をまとっていますが、葉っぱが細長いのでスタイリッシュな雰囲気にもマッチします。
花言葉は「あなたを見守る」。
風水的には、仕事運や金運が上がるとされているので、ご自宅であればデスク周りに置くのがおすすめです。

ポトス

ポトスの大きさは、10~20cm程度のものが多くあります。
ある程度の耐陰性もあり、ぐんぐんと成長してくれるので初心者にもおすすめできる観葉植物です。
さまざまな種類があって色も異なりますが、主流な「ゴールデン・ポトス」は斑が入っています。また、葉っぱの形は基本的にハート形でかわいらしい印象です。つるを下に伸ばしていくので、卓上やハンギングでかわいく飾ることができます。
花言葉は、「永遠の富」や「華やかな明るさ」など。
風水では、金運効果が期待できるようです。

アイビー

アイビーの大きさは、10~20cm程度。
外でも育てられるほど強い品種が多く、また耐陰性にも優れているため室内でも問題ありません。
こちらも品種によって色や模様は異なりますが、洋風な雰囲気を持っていつつ日本でもなじみのある植物なので、どのようなインテリアでも合わせやすい見た目です。
花言葉は、「永遠の愛」や「友情」など。
風水では、金運や仕事運の上昇が期待できるとのことです。

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モンステラ

モンステラの大きさは60~80cmほど。
乾燥に強く、室内でもどんどん育ってくれるので、初心者にも育てやすい品種です。ただし、日光が足りずに徒長してしまうと、横に広がってスペースを圧迫してしまいかねないので注意が必要です。
葉っぱの切れ込みが涼しげで、南国の気分を味わえるため、リゾート系やエスニック系のお部屋によく合います。
花言葉は「嬉しい便り」や「壮大な計画」など。
風水的には、対人運や恋愛運に効果があるとのことです。

サンスベリア

サンスベリアの大きさは、50~70cm程度。
サンスベリアは多肉植物なので耐乾性に優れ、水やりもごく少量で済む品種です。
まだらな模様が南国感を醸し出していますが、まっすぐ直立する葉っぱはスタイリッシュにも見えるので、比較的どんなインテリアの部屋にも合わせやすい見た目です。
花言葉は「永久」や「不滅」など。
風水では、魔除けや厄除けの効果があるとされています。

エバーフレッシュ

大きいものは2mほどになりますが、草丈が小さなものは10cm程度のエバーフレッシュ。
日当たりと風通しの良いところに置いてあげる必要がありますが、比較的育てやすい植物です。
葉っぱはシダのように細かくスタイリッシュな印象を与えるため、コンクリート打ちっぱなしなどの無機質的な空間にもよく合います。
花言葉は「胸のときめき」や「歓喜」。
風水でも同じような意味合いで、恋愛運に作用すると言われています。

16畳以上のお部屋向き:シンボルツリーにおすすめの大型観葉植物3選

フィカス・ベンガレンシス

フィカス・ベンカレンシスの大きさは、60〜110cmほど。ただし成長の早い木なので、環境によってはさらに大きくなる場合もあります。
10℃以下の冷気には弱いものの、基本的には育てやすい品種です。
丸い葉っぱと、新芽には独特な模様が出ることがかわいらしく、ナチュラルなインテリアによく合います。
花言葉は「永遠の幸せ」。
風水では、丸い葉っぱの形から、金運上昇や安らぎを与えるとされています。

フィカス・ウンベラータ

同じく「フィカス」のウンベラータは、160~190cmほどの大きさになります。
暑さに強く耐陰性もある反面、寒さには弱い傾向にあり、10℃以下になると葉が落ち、さらに寒くなると幹も先のほうからしおれてしまいます。(経験談)そのため、冬はなるべく暖かくしてあげるように気を付けましょう。
フィカス・ウンベラータ|冬越しのポイントとリーズナブルな対策を模索!

見た目は、ハート型で大きな葉っぱがかわいく、エスニックな雰囲気もありつつもどんなインテリアにも合わせやすいため特におすすめしたい品種。(個人的見解です)
花言葉は「永久の幸せ」や「健やか」。
風水の観点では、恋愛運や金運、仕事運のアップにつながるとのこと。花言葉の「健やか」は健康にもつながるので、ウンベラータ1本でこの世のすべてが手に入りますね。(個人的見解です)

幸福の木

幸福の木の大きさは、一般的に170~190cmほどです。
10℃以下の寒さにあてられると弱ってしまいますが、暑さには強く耐陰性もあるためお世話が簡単で室内でもぐんぐん育ってくれます。我が父の実家ではほぼ放置の状態にもかかわらず成長を続け、3度以上も切り戻しをしたほどです。
手間いらずの幸福の木|無人の家ですくすく育ち続ける秘密はツールと気候?

見た目は、ドラセナ特有の細長い形で薄く模様が入った葉っぱで、スタイリッシュな印象幹は上にまっすぐ伸びるため部屋の広さを圧迫することなく飾ることができます。
花言葉は名前の通り「幸福」。他にも「隠しきれない幸せ」など多幸感あふれる言葉ばかりです。
風水的には、そのとがった形の葉っぱから「邪気払い」や「魔除け」の作用があるとされています。

シンボルツリーを枯らさない4つのポイント

せっかくお気に入りのシンボルツリーを置くのであれば、しっかりお世話して長く楽しみたいですよね。観葉植物のお世話は慣れれば感覚的にできると言われますが、その感覚をつかむまでが大変です。

そのため、ここでは私のような素人でもわかりやすく簡単に実行できるように、いくつかのポイントをピックアップ。では、シンボルツリーを枯らさないために気を付けるべきポイント4つをご紹介します。

土がしっかり乾いてから水をあげる

水やりはきちんと行う必要がありますが、それと同じくらい土をしっかり乾かす期間を設けることも大切です。根っこは水分を吸い上げる役割を担っていますが、同時に空気も必要としています。そのため、土がずっと濡れたままだと空気に触れられず、根腐れにつながってしまうのです。

水やりは土の表面だけでなく鉢の中までしっかり乾いてから行い、冬場は土全体が乾いてから2~3日おいてからにすると良いでしょう。土がしっかり乾いているかどうかを確認するには、竹串や割り箸をその都度鉢に刺して湿り気を確認する方法や、市販の水やりチェッカーを使用する方法などがあります。

水やりチェッカー

植物に必要な日照のある場所に置く

植物には水と日光が必要不可欠。今回ご紹介した植物は比較的耐陰性のあるものが多いものの、それでも日光が不必要なわけではありません。最低限、日中の数時間は必ず日光を浴びられる位置に置き場を設ける必要があります。

また、植物によっては、直射日光に弱く葉焼けを起こしてしまう可能性もあるため、こまめに植物の様子を見ながら調整するようにしましょう。

温度調整

室内で楽しまれる観葉植物のルーツは、温暖地域にある場合がほとんどです。そのため、暑さには強くても寒さには弱いという場合が多くあります。寒さ対策のためにも、冬場は窓や床から距離を取って、室温が下がりすぎないようにするなどの注意が必要です。室温の調整が難しい場合は保温カバーを利用するのも良いでしょう。

また、夏の猛暑でも休眠することがあるので、その際は水やりを控えたり肥料を調整したりなどの対応が必要になります。

風が通る場所に置く

植物は葉っぱから水蒸気を発する「蒸散」を行うことで、水分量の調整や養分の吸い上げなどを行っています。この蒸散を行うためにも必要なのが適度な風です。しっかりと植物のある室内の空気を動かして、葉っぱからの蒸散を促してあげましょう。

ちなみに風は、葉っぱが揺れるほどは強くせず、また直風は避けるようにするのがポイント。サーキュレーターを使用する場合は天井に向けて、空気が部屋全体を回るように調整します。

まとめ

お部屋の印象に大きくかかわるシンボルツリー。今回は、置き場所やお部屋の広さに合わせておすすめしたい観葉植物をご紹介しました。大き目のシンボルツリーを置いたうえで、さらに小さめの植物で卓上などを飾っていくのもおすすめです。

育てやすさなども加味しつつ、お部屋の雰囲気と生活に合った観葉植物で、明るく彩っていきましょう!

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