本当は怖い花言葉?!背景を妄想してしまう物語性のある怖い花言葉10選をご紹介

日常

怖い話に目がない方や、花言葉に隠された物語性に魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。
ポジティブな花言葉も良いけど、怪しげで危険な花言葉の背景が気になる!
ということで、今回は怖い花言葉について調べてみます。

こちらの記事では、個人的に怖いと思う花言葉かつ、背景をつい想像してしまうような面白い花言葉を持つ花を10こ紹介いたします!

花言葉とは

花言葉とは花だけでなく、植物や実などに象徴的な意味を持たせる言葉です。
その地域の文化や生活などが背景としてあるため、国や地域などによって同じ植物でも花言葉は大きく変わることがあります。
例えば、日本での菊の花言葉は「信頼」や「高貴」ですが、イギリスでは「陽気、快活さ(cheerfulness)」といった意味も持ちます。
かなり印象が違いますよね。

反対に、全く違なる植物が同じ意味の花言葉を持つということもあるようです。
例えば、サワギキョウやロベリアが持つ花言葉は「悪意」。
赤いシクラメンや黄色いバラ、赤いヒヤシンス、マリーゴールドなどは「嫉妬」の意味も持っています。
すでに怖い花言葉を並べてみましたが、どの植物もこの花言葉以外にいくつかほかの意味を持っていて、必ずしも悪い意味の花言葉だけではありません。
先ほど挙げたロベリアについても、「いつも愛らしい」というかわいらしい花言葉が同じくついています。

そのため、これから挙げる怖い花言葉についても、その花が意味する言葉の中のほんの一片に過ぎません。
ここで紹介する言葉が、その花のすべてではないことをご留意ください!

背景を妄想してしまうちょっと怖い花言葉10選

1.クロユリ|花言葉:「呪い」「復讐」

「呪い」という言葉にすでに「復讐」の意味が入っていそうですが、あえて二重に意味を持たせているあたり、気持ちの強さを感じます。
戦国武将の側室が、密通を疑われて殺害された話が背景にあるとのこと。
ユリ科ではありますが、厳密にはユリではなくバイモ属にあたるクロユリ。
深い黒の小ぶりな花弁がとてもかわいいので、個人的に好きです。

2.マンサク|花言葉:「呪文」「魔力」「霊感」

私の中にある中二病人格が喜ぶ花言葉たちです。
きっとスピリチュアルな何らかの儀式とかにも使われたんだろうなぁ……。
と妄想もはかどります。
画像の黄色い部分は花で、開花時期は2月~3月。
この開花によって、稲が豊作かどうかを占っていたこともあるのだそうです。

3.イチイ(オンコ)|花言葉:「死」

来ましたね、とうとう直球で「死」です。
イチイの成長速度の遅さと寿命の長さから、イギリスではお墓に植えられることが多いためつけられた花言葉だそう。
ちなみに、ほかの花言葉は「哀しみ」「慰め」「高尚」「悲しみ」「残念」などで、かなりお墓に引っ張られている印象ですね。
なお、このきれいな赤い実には毒性があるので、要注意です。
こんなにおいしそうな実なのに食べられないなんて、確かに「残念」です。

4.スノードロップ|花言葉:「あなたの死を望みます」

もう言葉というか、文章というか……。
こんなことを言われたら「さすがに言い過ぎじゃない?」って思ってしまいますよね。

由来としては、花弁の白が死装束を連想させるというもの。
意外と適当ですね。そんなことを言ったら白い花は全部そうなってしまうのでは……?
ちなみに、この花が持つほかの意味は「希望」「慰め」「切ない恋愛」「逆境の中の希望」など。
失礼な花言葉に負けるな、スノードロップ!

5.トリカブト|花言葉:「敵意」「あなたは私に死を与えた」

一般的にも有名な毒草であるトリカブト。
植物全体に毒があるので、見かけても絶対に触らないようにしましょう。

花言葉は、「バラを渡す→送り主の私はあなたを愛している」
のような形で、基本的に送り主の気持ちを送り先に伝えるものだと思っていましたが、
今回は「あなた(トリカブト)は私に死を与えた」になります。
その視点もあるんですね……!

6.リンドウ|花言葉:「悲しむあなたを愛する」

歪んだ愛情ということでしょうか……。
「悲しんでいないあなた」は愛していないということでしょうか……?
それとも、「悲しんでいるあなたも丸ごと愛する」という意味の、深い愛なのでしょうか……。
考察がはかどりますね。
できれば何も考えていないときの私も愛してほしいものです。

7.アイビー|花言葉:「死んでも離れない」

こわっ!
と思いましたが、自分の大切な存在からの言葉ならうれしいのかも……?
一昨年我が家で亡くなったデグーのジングルズに、そんなことを思ってもらえたら嬉しかったかもしれません。

ちなみにこの花言葉は、アイビーのツタの吸着力が強くて、はがしても跡が残ってしまうことからつけられたのだそう。
実例を思うとお掃除が大変そうですね。

8.マルベリー|花言葉:ともに死のう

これは、心中でしょうか?
ライヘンバッハの滝のホームズとモリアーティ的な話ではなさそうですよね。
いずれにしても、極限状態での悲しいラストシーンになりそうです。

この花言葉のもとになったのは、ギリシャ神話の悲恋「ピュラモスとティスベ」というお話で、「ロミオとジュリエット」の元となったお話だそうです。
関係ありませんが、ジュリエットとロミオが14歳と16歳だと思うと、
「早熟~!」って思ってしまいます。

9.タツナミソウ|花言葉:私の命を捧げます

「あ、結構です……。」と返してしまいそうな花言葉です。
どのような場面なら人に捧げてもらった命を受け取れるのか、反対に自分の命を捧げることができるのか、考えてみましたが全く思い浮かびません。

この花は漢方薬として使用されており、「自分(タツナミソウ)を犠牲にして人を助ける」という意味からついた花言葉なのだそう。
「私(タツナミソウ)の命を捧げます」ということなら納得です。
花自身の気持ちだったなんて、泣けてしまいますね。

10.ガマズミ|花言葉:無視したら私は死にます

怖さもありますが、かわいさも感じてしまう言葉ですね。
友人宅に、ちょっと構わないだけでギャン泣き&爪を立ててくる猫がいるのですが、それを連想してしまいます。

ガマズミは、5月~6月に開花し、9月~11月に赤い実を付け、秋冬は紅葉も見せてくれます。
年間を通して色んな姿を見せてくれることから、「私を見て」といった花言葉もあるのだそう。
やっぱりかわいいですね。

まとめ

今回はあえて怖い花言葉だけをピックアップしてみました!
意味ありげで背景を想像するのが楽しい花言葉ばかりでしたね。
しかし、花言葉が怖いからといって花に罪はありません。
不吉だと嫌厭しないであげてくださいね。

では、最後に花言葉にまつわる怖い実話をもう一つ。
私が高校時代の恩師は既婚者だったのですが、昔とある女子生徒に好意を持たれていたのだそうです。
その先生の結婚記念日、どこから情報を得たのか、その女子生徒から黄色いバラが送られてきました。
黄色いバラの花言葉は、「嫉妬」
キャァァァァァァァァアアア

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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