【体験談】苔テラリウムのワークショップに参加!写真付きで分かりやすく解説

植物紹介

見ているだけで楽しい苔テラリウム。
ですが、今回は!
鎌倉にある「苔むすび」さんのワークショップで、苔テラリウムを作っているところを体験レポします。
好きなだけ苔に触れて、自分だけの世界をガラス容器の中に作っていきましょう!

写真もつけて分かりやすく解説していきますので、ご自宅でチャレンジする方もぜひ参考にしてみてください。

苔テラリウムとは、透明な容器で苔を育て鑑賞すること

苔テラリウムは、透明な容器の中で苔を育てることを言います。
蓋をすることで少しの水分ですみ、湿り気が必要な苔の栽培に適した環境にすることが可能です。
苔だけでなく、石や化粧砂を入れたり、ほかの植物を植えたり、苔を植える土台に山や谷を作ったりすることで、より自然の風景を切り取ったかのような世界観が表現できます

苔テラリウムの作り方

では実際にどうやって作ったのかご紹介します!
ていねいに教えてくださった先生ありきの作品なので、初めて作る方はまずワークショップに参加するのがおすすめです。

使うもの

席に着くとすでに必要なものが全部準備してありました。
さすがです。
手ぶらで来てこれだけのツールを使えるのは、ワークショップの魅力のひとつですね。

・土
・苔(ヒノキゴケ・アラハシラガゴケ・ツルチョウチンゴケ)
・ガラス容器
・水差し
・霧吹き
・ピンセット(大・小)
・箸
・箸より少し太めの木の棒
・スプーン(大・小)
・装飾物もろもろ(石・フィギュア・化粧砂など)

1.容器を選ぶ

大・中・小の3種類の入れ物の中からひとつ選びました。
以前作った時は少し大きめの入れ物にしたので、今回は「小」にして横幅より縦幅を強調する作りにしたいと思います。

2.土と大きめの石を入れる

容器に土を入れ、好きな地形を作っていきます。
広く見せるために、後ろのほうを高く盛ってみました。

そして、ここで大きめの石も配置します。
この後土を湿らせるのですが、濡れた土は適度に固まるので、大きい石を埋められなくなるため、先に入れる必要があるそうです。

3.土を湿らせ、棒で軽くたたく

水差しで軽く濡らし、土全体を湿らせます。
この時、まんべんなく水がいきわたるように、かつ濡らしすぎてベチョベチョにしないように注意が必要です。

しっかり湿った土は、箸より少し太めの棒で軽くたたいてならし固めていきます。

4.小さな石や目の細かい化粧砂を配置

苔を植える前にある程度の配置を決め、小さな石や目の細かい化粧砂はスプーンを使って先に置いていきます。
特に目の細かい化粧砂は、苔を植えた後だと苔に降りかかってしまって除去しずらくなることもあるため、先に入れておくのがおすすめです。

5.苔を植えていく

すでに用意してもらっていた苔3種類を植えていきます。
2〜3束ずつつまんで長さや向きをそろえてから、それぞれのサイズに合ったピンセットでつまみ、土にさします。
ピンセットを引き抜く際は、土を動かさないようにそっと動かし、苔は箸で押さえておくと安心です。
それでも苔を植えた周囲の土は多少動いてしまうので、箸の太いほうで軽くたたいてならし固めておきます。

それぞれの苔の性質はこんな感じです。

・ヒノキゴケ
フサフサとしていて背が高くなる苔。
遠近法を使いたかったので、今回は手前に配置しました。

・アラハシラガゴケ
こんもりとはしますが、あまり高さはでない苔。
今回は上部に散らすように植えました。

・ツルチョウチンゴケ
水草のように透き通った葉っぱで、這うように成長する苔。
メインの石に沿って成長してくれたらうれしいので、石の根元に仕込んでみました。
そのほかにも適度に散らして植えています。

6.微調整して完成

化粧砂など微調整しつつ、全体を霧吹きで湿らせて完成です。
白い化粧砂で道を作りつつ、途中に小石も配置して、メインの大きな石にたどり着くようにしてみました。

いやーかわいい!傑作ですね。
この写真もかわいいですが、実物はもっときれいです!(見栄)
これが今後成長してどんな姿になるのか、とっても楽しみです。

まとめ

苔テラリウムワークショップの感想ですが、
無心で苔を植えている時間は本当に早かった……!
「え、もう終わり?!」
ってなっていたのはお店でも私だけではありませんでした。
苔を自分で仕入れて自宅でできれば、無限に苔を植え続けられるかもしれません……。

今回お世話になった「苔むすび」さんでは中級者コースのワークショップもあるそうなので、ぜひ行ってみたいです。
そのほかにも、「鎌倉こけ散歩ツアー」なるものもあるようで、気になる……!
お店は古い民家を改装したような、懐かしくもおしゃれな雰囲気が素敵でした。
成長した苔のお手入れに悩んだ時も相談に乗っていただけるとのことなので、またお世話になりそうですね。

今回作った苔テラリウムのその後も、またこちらで報告しようと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

苔むすび
https://kokemusubi.com/
〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜2丁目4−22
https://www.instagram.com/kokemusubi/
https://x.com/Moss_Kamakura

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