【3月版】観葉植物を育成する上での注意点!急激な環境変化は控えて鉢の様子を観察

管理上の注意点

3月は冬の寒さが和らぎ、春の訪れを感じる季節です。日照時間が長くなり、気温も徐々に上昇するため、観葉植物の生長が活発になり始めます。しかし、この時期は気温の変化が激しく、管理を誤ると植物にストレスを与えてしまうことも。「これからくる春に向けてしっかり成長してもらう準備を整えたい!」そうお考えの方も多いはず。そこで今回は、3月に観葉植物を管理する上での注意点について解説します。3月の管理上の注意として、水やりの頻度や置き場所、肥料、害虫対策、植え替え、剪定などについて説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

3月に観葉植物を管理する上での注意点5つ

「暖かくなってくるし、観葉植物の管理も一新!」とお考えの方はご注意ください。急激な環境変化がストレスになりうる観葉植物にとっては急な環境変化は良くありません。以下のポイントに注意して、徐々に春を迎える準備をするようにしましょう。

1. 水やりの頻度は鉢をよく見ながら徐々に増やす

冬の間は植物の生長が鈍化し、水やりの頻度を抑え気味にしていました。しかし、3月になると気温の上昇とともに蒸発量も増え、また新芽を展開するためにも、土の渇きが早くなります。そのため、水を欲しがっているタイミングでしっかりたっぷり水やりを行うことが大切です。ただし、突然水やりの頻度を増やしすぎると根腐れの原因になってしまいかねません。水やりの際は、土が鉢の中までしっかり乾いてからあげることが基本です。しっかり観察した上で、水やりを行いましょう。

2. 日当たりは欲しいけど置き場所を移動させるにはまだ早い

冬の寒さに当てないために窓から話して管理していた観葉植物も、春の日差しに当てようと窓辺に移動させたくなる時期です。確かに日照時間も伸びて暖かくなってくる時期ではあるのですが、まだ夜間には気温が下がってしまうことが多くあります。そのため窓辺に移動させるのは日中の暖かい時間帯だけにとどめましょう。

また、突然置き場所を変えてしまうと、急な環境変化に観葉植物がストレスを感じてしまう可能性もあります。移動させる場合は徐々に動かしていきましょう。

3. 肥料ではなく活力剤から徐々にあげる

冬場は休眠期に入るため、肥料を控えていたと思います。「3月になったし肥料も再開!」といきたいところですが、ここも堪えどころです。肥料は20〜30℃の時に与えるのがベスト。そのため、今は肥料ではなく活力剤を少しずつ与えていく程度にとどめましょう。3月後半から4月上旬にかけてタブレットやアンプルなどの活力剤を少しずつ与えておくと良いようです。

観葉植物の活力剤って?肥料との違いと与えるタイミングや種類・注意点などを徹底解説

4. 害虫対策は葉水に加えてオルトラン散布がおすすめ

気温が上がると、観葉植物につく害虫も活動を始めます。特にハダニやアブラムシは乾燥した環境を好むため、葉の裏側に霧吹きで水をかけるなど、冬場に行っていた対策は継続しましょう。また、こまめに葉を観察し、異変がないかチェックする習慣をつけることも大切です。暖かい日に屋外に出してオルトランなどの薬剤を散布するのもおすすめです。

5.植え替えや剪定のタイミングにはまだ早い

    この時期はまだ植え替えや剪定には向いていない時期です。植え替えをしたい場合は、4月以降が目処となります。また、剪定するには早い時期ではありますが、冬に傷んだ葉っぱや新芽を展開するために古い葉っぱがが落ちてくる時期でもあります。そのため、「剪定」というほどではありませんが、傷んでいる葉っぱを取り除く程度は行っておくのがおすすめです。

    おまけ|3月の誕生日花

    3月1日
    ラッパズイセン、すみれ(菫)ハクモクレン

    3月2日
    プリムラ、ポピー

    3月3日
    モモ(花桃)、すみれ(菫)、レンゲソウ、

    3月4日
    「オリヅルラン、クチベニスイセン、ポピー、チューリップ、アザレア

    3月5日
    アネモネ、ギリア、クンシラン

    3月6日
    オオデマリ、スノーボール、デージー、チューリップ

    3月7日
    ラッパズイセン、菜の花の花

    3月8日
    ブルースター、アッツザクラ、チューリップ

    3月9日
    マツ(松)、プリムラ、アセビ、クロッカス、アザレア

    3月10日
    ブルーレースフラワー、ルピナス、カーネーション、アザレア

    3月11日
    オリヅルラン、すみれ(菫)、ユキヤナギ(雪柳)

    3月12日
    ワックスフラワー、エニシダ、アネモネ、クンシラン

    3月13日
    ベロペロネ、アルストロメリア、アネモネ、フリージア、チューリップ

    3月14日
    スイートアリッサム、デージー

    3月15日
    スイートピー、レースフラワー、サンタンカ

    3月16日
    ハナカイドウ、ジンチョウゲ

    3月17日
    デージー、アンスリウム(アンスリューム)

    3月18日
    ハナミズキ、アザレア

    3月19日
    クチナシ、サクラ(桜)、アザミの、アザレア

    3月20日
    スイートピー、ミニバラ、チューリップ

    3月21日
    サクラ(桜)、モクレン(木蓮)、マンサク

    3月22日
    レンギョウ、チューリップ、アザレア

    3月23日
    プリムラ、たんぽぽ、ハナミズキ

    3月24日
    マツ(松)、すみれ(菫)、アセビ、カタクリ、パンジー、ゼラニウム

    3月25日
    プリムラの花言葉、ハナカイドウ、アルストロメリア

    3月26日
    キンセンカ、サクラ(桜)、ハナカイドウ、ハナニラ、薔薇(バラ)

    3月27日
    ジギタリス、カルセオラリア、ギリア

    3月28日
    プリムラ、ライラック、ヤマブキ、すみれ(菫)、ドウダンツツジ、サクラ(桜)

    3月29日
    モッコウバラ、バイモ、ムスカリ

    3月30日
    スイートピー、サクラ(桜)、エニシダ

    3月31日
    サクラ(桜)、イチゴ(苺)、ニゲラ

    まとめ

    3月は観葉植物にとって生長期の前段階を整えるための貴重な時期であり、適切な管理が求められる時期。水やりの頻度を増やしつつも慎重に調整し、日当たりや肥料、害虫対策にも気を配ることが重要です。また、植え替えや剪定は控え、4月の暖かい時期まで待つようにしましょう。季節の変わり目に適切なケアを施すことで、観葉植物を元気に育てていきたいですね。

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