「アイビーは初心者にも育てやすい品種です!」
そんな言葉を耳にしてアイビーの購入を検討された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私はそれに加えて、虫がつかないように『ハイドロカルチャー』で育てたい!と、考えました。
アイビーのように強い植物なら、ハイドロカルチャーにしても本当に大丈夫なのでしょうか?
結果から言うと不可能ではありませんが、植え替え時期や方法、管理には注意が必要です。
この記事では、私が実際に犯した失敗をもとに、アイビーの育成方法やハイドロカルチャーの注意点などを掲載していきます。
アイビーの購入を検討されている方や、ハイドロカルチャーにしようか考えている方は、ぜひご一読ください!
アイビーとの出会い、そしてろくに調べもせずに購入
冒頭でも言った通り、アイビーは初心者にも育てやすい強い品種です。
この情報は間違いはありません。
ご安心ください。
普通に育てていれば、この子はきっと今も元気に生きていたことでしょう……。
私もこの「アイビーは丈夫」という情報だけをまず仕入れてきて、「アイビーを買おう!」と意気込んでいました。
そして、おしゃれなお花屋さんで700円のかわいいアイビーを見つけ、一目ぼれ。
その場で購入を決意しました。
それがこのアイビーの死を運命づけた瞬間です。
アイビーを育成失敗した一番の原因は植え替えのタイミング
意気揚々とお持ち帰りしたアイビーでしたが、元気なのはこの時まで。
なぜならすぐにやらかしたからです。
虫の発生を恐れるあまり、ハイドロカルチャー(土ではなくハイドロボールという人口の土を利用する育て方)で育てようとした私は、アイビーを持って帰ってきたその当日にハイドロボールを入れたガラス容器に植え替え。
それまでこのアイビーはずっと土栽培だったにもかかわらず。
みるみるうちに元気をなくしていくアイビー。
不思議がる私。
今考えると自分に対して腹が立ちますね。
今回の失敗での反省点2つ
反省点1:観葉植物は購入直後の環境変化に注意
植物は温度や湿度、日当たり、風通しなどの環境変化に気を使ってあげないといけません。
なので、お店から持ち帰ってしばらくは自宅の環境に慣れてもらうためにも、安静にしてもらうのがベター。
植え替えをするなら1週間くらい待ってからのほうが良いとされています。
反省点2:土栽培とハイドロカルチャーで必要な根っこは違う
そして、土栽培だったものをハイドロカルチャーなどの水耕栽培に変更する際は、もっと注意が必要です。
実は、土の中で生きて行ける根っこと水の中で生きて行ける根っこは違うのだそう。
基本的には別物なので、先端10cmほどの長さで茎が二股に分かれている節の少し下をカットして、水差しで根っこを生やすなどの工夫が必要です。
不安な場合は、お店で購入する時点でハイドロカルチャーなどの水耕栽培にすでになっているほうが安全と言えます。
簡単にできるアイビーの増やし方!挿し木で安定的に・水差しで発根を観察しながら増やそう
まとめ
もしこの時の自分にアドバイスするなら……、
初心者は最初から無茶しない!
て言いたいですね。
ハイドロカルチャーにこだわっても良いけれど、
しばらく植物の状態を見てから、それなりの手順を踏んだ上で植え替えるべきでした。
ちなみにこの後もしばらくハイドロカルチャーには挑戦していたのですが、私にはあまり向かなかったので今ではすべて土で管理しています。
ハイドロカルチャーに関してはまた別の記事でお話ししますね。
なお、この写真のアイビーは、今から1年ほど前にDAISOにて200円で購入した物。
耐陰性もある程度あり、レースカーテン越しでも元気に育ってくれてます。
寒さにも強いので冬もしっかり耐えてくれました!
普通に育てれば強くて丈夫ないい子なんです……。
植物の環境変化には気を付けよう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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