【ドライフラワーの作り方】放っておくだけで簡単きれいに乾かせる花も紹介!

ドライフラワー 日常

水入らずでお手入れ簡単なドライフラワー。
「お気に入りの花を使って自分で作りたい!」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
しかし、ドライフラワーにする方法は4つあり、どの花を使うかによっても最適な方法は変わってきます。
そこで今回は、

・ドライフラワーの作り方4つとそれぞれの方法の向き不向き
・ドライフラワーに向いている花
・作ったドライフラワーを長持ちさせる方法

をご紹介します!
ぜひこの記事を参考に、ドライフラワー作りに挑戦してみてください。

ドライフラワーは、お手入れが手軽な人気アイテム

植物の花や茎、葉っぱなどを乾燥させたものをドライフラワーと言います。
鮮やかな色を残したままドライフラワーにできる花もあり、お手入れの手軽さからインテリアにも取り入れやすくて人気なアイテムです。

プリザーブドフラワーとドライフラワーの違いは、質感

ドライフラワーは生花を乾燥させるもので、質感もカサカサとしています。
一方プリザーブドフラワーは、乾燥させた後で特殊な溶液に浸すことで、生花に近い手触りや色味をしています。
そのため、作るのに手間はかかりますが、より生花のような見た目に近付けたい場合にはプリザーブドフラワーが選ばれるようです。

ドライフラワーの作り方

ドライフラワーの作り方は大きく分けて4つあります。
それぞれ、花の種類や難易度、仕上がりのきれいさなど異なるので、ご自身の目的に合わせて選びましょう。

ハンギング法

ハンギング法は、花をひもでくくってつるしておくことで乾燥させる方法です。
花の種類にもよりますが、1~2週間程度でドライフラワーを作ることができます。

ポイントは、なるべく1本ずつ花の感覚を開けて、湿気が少なくて風通しの良い場所につるすこと。
また、なるべく元気な状態の花を使うと良いそうです。
手軽に行えて初心者にもおすすめできますが、花の種類によってはうまくいかない可能性もあります。

ドライ・イン・ウォーター法

水の入った花瓶に花を生けたまま、花瓶の水を蒸発させつつ花自体の水分も抜いていきます。
花を生けたまま乾燥させるため、花びらがすぼまらずに開いたままドライフラワーにすることができます。

放置するだけでドライフラワーにできますが、夏場など気温の高い場所で行うと水が悪くなってしまう可能性があるため注意が必要です。
また、花の種類によってはできない場合があるので、基本的には水分量が少なめな花で行うと良いでしょう。

シリカゲル法

食品の袋に同梱されていることでおなじみの「シリカゲル」を使用して、花の水分を抜きます。
乾燥させるまでの期間を短くでき、花本来の色味を残しやすいのがメリットです。
ハンギング法やドライ・イン・ウォーター法でドライフラワーにできない種類の花でも、きれいに仕上げられる可能性があります。

ちなみに、シリカゲルは大型雑貨店やホームセンター、ネット通販などで購入可能です。

シリカゲル法でのドライフラワーの作り方

  1. 花部分を残して茎を完全に切り落とす
  2. 容器にシリカゲルを底が見えない程度に敷き詰める
  3. 重ならないように容器の中に花を入れる
  4. 上からシリカゲルをかけてふたをし、2日~1週間ほど直射日光が当たらない場所で管理
    ※電子レンジを使用するとさらに早く乾燥させることができる(この場合は蓋をしない)
  5. シリカゲルを取り除いて完成

グリセリン法

グリセリンを使用し、生花の質感を残しつつドライフラワーにできる方法です。
質感はプリザーブドフラワーと似ていますが、脱色→着色→乾燥とは違う工程を踏みます。

花がある場合に向いている切り口に溶液をつけて吸わせる方法と、茎や葉っぱのみにできる丸ごと漬け込む方法の2種類があります。
溶液を切り口から吸わせる方法では、しっかり吸う力がある新鮮な植物が必要です。
また、水分に雑菌が繁殖してしまうと悪くなってしまうため、気温が高い夏場は避けたほうが良いでしょう。

溶液を切り口から吸わせる方法

  1. グリセリンとお湯1:3の溶液を冷まして花瓶にそそぐ
  2. 液を吸いやすいように、花の切り口に切り込みをしてから花瓶に刺す
  3. 1週間ほど経って花びらや葉っぱの表面から溶液がしみ出して来たら完成

溶液に丸ごと漬け込む方法

  1. グリセリンとお湯1:3の溶液を容器に入れる
  2. 葉っぱや茎、実などを浸して蓋やラップをする
  3. 1週間ほど経ったら取り出して、溶液をふき取り完成

ドライフラワーに向いている花・向いていない花

ドライフラワーに向いている花

もともとの水分量が少ないと乾燥させやすいため、ドライフラワーに向いています。

・バラ
・カスミソウ
・スターチス
・スモークツリー
・ルリタマアザミ
・ミモザ
・ユーカリ

などがあります!

ちなみに、私自身も上記でバラ以外の花は実際に花瓶でいけていたら、いつの間にかドライフラワーになっていた経験があります。
そんな気はなかったのですが、自然ドライ・イン・ウォーター法ですね。
何もしなくても勝手にドライフラワーになってくれるのはありがたい!

ドライフラワーに向いていない花

反対に、水分量の多い花は乾燥しにくいため、ドライフラワーには不向きです。

・チューリップ
・キンモクセイ
・桜
・ユリ
・胡蝶蘭

など。

ただし、工夫次第では必ずしもドライフラワーにできないというわけではありません。
また、少し花びらがしおれてしまっても、その風合いもおしゃれになる場合もあるので、お好きな花は一度試してみるのがおすすめです。

ドライフラワーの保存期間と長持ちさせる方法

ドライフラワーの保存期間は数カ月~1年ほど
経年劣化が醸し出す独特な風合いも素敵ですが、長持ちさせるためにはお手入れが重要です。

ドライフラワーを長持ちさせるポイント

  • なるべくこまめにほこりを払う
  • 日光だけでなく照明も当たりすぎない位置に置く
  • 多湿を避ける

日常的に注意して、なるべく長持ちさせたいですね!

まとめ

水不要のため、手間いらずで楽しめるドライフラワー。
花の種類によってはお手軽に作ることができるので、サクッと作ってお部屋を彩っていきたいですね!
また、お好きな花がドライフラワーに向いていない場合でも、一度はチャレンジしてみる価値はあると思います。
私もコスモスのドライフラワー作りにチャレンジしてみたいな……!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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