空気を循環させるためのサーキュレーター。
エアコンの空気を効率的に分散させてくれますが、観葉植物にとっても良いって知ってました?
今回は、サーキュレーターを置くメリットや、どんな置き方でどんな風の当て方がいいのかをかいせつしていきます。
ぜひご自宅でも取り入れてみてください!
観葉植物の育成のためにはサーキュレーターを置いたほうが良い?
観葉植物の育成にとって風通しは重要なポイント。
葉っぱが揺れない程度の微風を当ててあげることが、観葉植物の育成にとってはベストな環境です。
そのため、窓を開けておくなど自然な風を取り入れることができない場合は、サーキュレーターなどで室内の空気を動かしてあげることがおすすめ。
可能なら24時間、冬でもつけっぱなしにしておくと良いでしょう。
サーキュレーターを置くメリット4つ
観葉植物の生育を促進できる
観葉植物は風に当たることで葉っぱから水分を発する「蒸散」を行い、失った水分は根っこから給水することで根っこを伸ばし、成長していきます。
そのため、サーキュレーターなどで適度な風を当ててあげることが、観葉植物の育成にとって重要になるのです。
害虫発生の予防になる
湿度が高いジメジメした環境を好む害虫が多いのだそう。
そのため、サーキュレーターなどで風通しの良い空間を作ってあげるだけで害虫が住みにくい環境を作ることができます。
ただし、乾燥を好む害虫も一定数いるので、定期的に葉水をするなどのケアも怠らないようにしましょう。
根腐れが起きにくくなる
鉢の中の土がずっと湿ったままだと、根腐れを起こす原因になりかねません。
しかし、サーキュレーターなどで室内の空気が循環すると、鉢の中の土も乾きやすくなり、根腐れを起こす可能性を下げることができるのです。
鉢の中にカビが発生しにくくなる
鉢の中の湿度が高まり、さらにほこりなどがたまると、カビの栄養源となってしまう可能性があります。
カビの発生予防のためにも、サーキュレーターなどで空気を循環させて湿度と温度を下げることが有効です。
サーキュレーターの置き方は、部屋の中央で上向きがベスト!
意識すべきポイントは「部屋中まんべんなく空気を送る」こと。
そのためにおすすめなのは、部屋の真ん中にサーキュレーターを配置し、天井に向けて風を送る方法です。
こうすることで、天井に当たった空気が天井伝いに壁へと流れ、床に到達するような流れになります。
ただし、部屋の広さや形など環境によってサーキュレーターの置き方や風の当て方は異なるので、ご自身の部屋に合った方法を模索することが大切です。
弱風・首振りにして観葉植物に直接弱い風を当てたほうがいい場合や、エアコンの風を送るためにエアコンの延長線上に置く場合など、場合によってサーキュレーターの活用方法は異なります。
ご自身の部屋ではどのように配置したら効率よく空気が循環するのか、実際に試しながら決めていきましょう。
おまけ|扇風機じゃダメなの?
基本的に、観葉植物にはサーキュレーターを使うのが良いとされています。
というのも、扇風機は人に直接風を当てるように設計されていて広範囲に風を送れるものの、サーキュレーターほど遠くまで風を届けることができないからだそうです。
しかし、工夫して配置することで室内の空気をきちんと循環させられるのであれば、問題ないと思われます。
まとめ
ここまで調べたところで、急いで我が家のサーキュレーターの首振りを止めて天井に向けました。
もちろんどこの部屋でもこの置き場所でいいというわけではないので、しばらくいろいろ試してみようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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