子どもがいても観葉植物を安全に楽しむためには?注意すべき品種と対処法を解説

管理上の注意点

「部屋の中を庭のように緑包まれる空間にしたい」私ハナオカにとって重要な観葉植物。最近はご近所に住んでいる大学時代の友人が3歳の子どもを連れてよく遊びに来てくれるので、お部屋づくりにさらに力が入ります。
……あれ?ペットに有害な観葉植物があるって聞くけど、もしかしたら子どもにも有害な観葉植物があるのでは?
ということで今回は、小さな子どもがいる空間で観葉植物を楽しむ際の注意点を調べてみました。これからも安心して友人が子供を連れて遊びに来れるように、しっかりチェックしていきます。子どもがいても安全に観葉植物を楽しむ方法について解説しますので、皆様もぜひ参考にしてみてください。

1~2歳の子ども×観葉植物は要注意

特に注意が必要なのは、1〜2歳の時期。好奇心が旺盛で何でも触りたがるこの時期は、特に観葉植物を扱う際に注意が必要です。つかまり立ちやよちよち歩きの段階では、観葉植物の鉢を触ったり、寄りかかったりして倒してしまうことがあります。大きな鉢が転倒すると、ケガのリスクが高まるため注意しましょう。

また、観葉植物の葉や土を誤って食べることがあります。無害なものもありますが、中には毒性のある植物もあり、注意が必要です。そのほか、観葉植物の葉を引っ張ったりちぎったりしてしまう可能性もあります。

もちろん、3歳以上でもぶつかったりいたずらしたりする可能性がないとは言えないので、まだ幼いうちは注意しておくほうが良いでしょう。

子どもに有害な観葉植物は、毒性と形状

子どもがいる部屋での植物育成は以下のポイントに注意して、場合によっては別の部屋に移したり高い位置に移動させたり、子どもが触れないようにしておきましょう。

  • 樹液に毒性があるか
  • 葉や茎に毒性があるか
  • 触ると皮膚炎を引き起こす可能性があるか
  • トゲや硬い葉でケガをする恐れがあるか

子どもに近付けたくない観葉植物7つ

実際に毒性のあるものやけがの危険性のある観葉植物をピックアップしてみたところ、我が家でも育てている品種が多く見受けられました。観葉植物を育てているご家庭は、以下の項目もぜひご確認ください。

  • モンステラ:樹液にシュウ酸カルシウムが含まれており、皮膚に付着するとかゆみや炎症を引き起こします。
  • ポトス:樹液が皮膚に付くと刺激を感じることがあり、口に入れると腫れや炎症を起こす可能性があります。
  • アイビー(ヘデラ):葉や茎に毒性があり、誤って食べると嘔吐や下痢を引き起こす可能性があります。
  • オーガスタ(ストレリチア):葉に毒性があり、誤飲すると嘔吐や腹痛の原因になります。
  • アロエ:葉の縁に鋭いギザギザがあり、触るとケガをする可能性があります。
  • サボテン:小さなトゲが皮膚に刺さると痛みや炎症を引き起こします。
  • ユッカ:硬く鋭い葉を持ち、触れると肌を傷つける恐れがあります。

子どもと観葉植物を守るための対策5つ

子どもにとって危険な観葉植物だからといって、すべてを別の部屋やベランダに移動させることは難しいですよね。我が家も子どもが来るときだけでもベランダに置きたいものですが、急な環境変化は観葉植物にとってもストレスですし、冬場は寒さにやられてしまうかもしれません。そんな場合は、次に紹介する対策を取り入れて、観葉植物を安全に楽しみましょう。

1.高い場所に置く

子どもの手が届かない棚の上やハンギングを活用すると安心です。

2.転倒防止対策をする

大きな鉢は壁や家具に固定したり、重心が鉢の下部分になるように調整するなどして転倒を防ぎましょう。

3.子どもに安全な観葉植物を選ぶ

以下のような毒性のない植物を選ぶのも一つの方法です。

パキラ:丈夫で害が少なく、インテリアにも最適です。
アレカヤシ:空気清浄効果があり、子どもが触っても安全です。
テーブルヤシ:柔らかい葉を持ち、誤飲しても危険が少なくてすみます。

4.こまめに掃除する

葉や土が落ちていないか、定期的にチェックし、子どもが口に入れないようにしましょう。

5.子どもに「触ってはいけない」と教える

「これは食べ物じゃないよ」「触ると痛いかもしれないよ」と、わかりやすく伝えましょう。

まとめ

子どもがいる家庭でも、工夫次第で観葉植物を安全に楽しむことができます。毒性のある植物の選別や配置の工夫、転倒防止対策をしっかり行うことで、安心してグリーンのある暮らしを楽しんでいきましょう!

二人が遊びに来た日。私のベッドで知らない女が寝ていました。

遊びに来てくれる友人のご息女が、この先も「ハナのおうち好き!」と言い続けてくれますように!

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