「盆栽に興味があるけど、何から始めたらいいかわからない!」
という方におすすめな、盆栽ワークショップ!
今回は自由が丘の品品さんで盆栽づくりの体験をしてきたので、そこでの経験をレポートしていきます。
盆栽ってそもそもどんなものなのか、どうやって作るのか、日々のお世話は何をするのかなど、詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください!
盆栽とは、一つの風景を切り取ること
盆栽は、野山に生えているような樹木を、鉢の中で育成するものです。
ただし、樹木のみを植えて育てるのではなく、鉢植えの中を自然の風景に見立てて美しく演出していきます。
樹木の周りに苔を植えたり、化粧砂を敷いたり、また樹木の枝ぶりを調整して空間を演出するなど、さまざまな表現方法があるようです。
植物そのものを育て愛でる観葉植物の鉢植えとは違って、
鉢の中に一つの風景を切り取るのが盆栽。
というようなイメージですね。
盆栽の作り方
今回は品品さんでのワークショップに参加し、優秀な先生に手取り足取り教えていただきながら作成したので、ものすごくうまくいきました。
(何なら途中先生に作業していただいたところも……。)
どんな工程で行ったか、順番に説明していきます!
- 植木と鉢選び
- 土作り
- 植木の土を落とす
- 鉢に土と植木を入れていく
- 土の表面に苔や化粧砂を配置
- 水をかけ流して完成
1.植木と鉢選び
盆栽に仕立てる植木と鉢を、それぞれ数種類ある中から選びました。
樹木は、桜・松・南天。
鉢は、大きめがピンク・白。少し小さめの鉢はピンク・白に加えて水色も。
私は南天と水色の鉢をチョイスしました。
2.土作り
4種類の土と肥料(おそらくマグァンプ)を混ぜて作りました。
富士砂、桐生砂、赤玉土(気持ち多め)、ケト土(気持ち少なめ)と肥料を容器の中で混ぜ、土の粒が均一に小さく(2~3㎜くらい?)にします。
時間はかかりますが、無心でできて楽しい作業です。
3.植木の土を落とす
選んだ植木をプラスティック鉢からだし、土を落としていきます。
根っこを傷付けないように、ピンセットでていねいに除去。
この時、根っこの付け根の部分の土をしっかり落としておくことが大切です。
4.鉢に土と植木を入れていく
鉢底にネットを敷き、1で作った土を入れます。
ある程度の高さを出したら、植木を配置して向きや角度などを決定。
あえて根っこを少し露出して植えることで、自然な風合いを出すことができます。
5.土の表面に苔や化粧砂を配置
表面に苔を植えて、好きな化粧砂を配置。
苔を植えるのが難しく、先生にやっていただいちゃいました……。
6.水をかけ流して完成
たっぷりしっかりと水をかけ流し、鉢底から汚い水が出なくなったら完成です。
今回はやりませんでしたが、もし植木の枝に動きを付けたいときは、この時に針金で折らないように優しく形成していきます。
南天の赤い葉っぱが水色の鉢に映えていて、我ながらかわいくできました。
色がしっかりある分、苔と化粧砂は色が控えめで良い感じです!
盆栽のお世話は毎日水やりが基本
基本的に盆栽は屋外で育て、鑑賞したいときだけ室内に入れるのだそう。
寝起きの悪い引きこもりが朝からベランダに出る良い理由になりました。
水やりは、1日1回たっぷりしっかりあげます。
苔にもしっかり水を吸わせるために、乾いたスポンジを濡らすような感覚で、指で少し苔を触りながら水をあげると良いそうです。
夏場はよく乾くので、朝だけでなく夕方も挙げるなど、天気を見つつお世話しましょう。
スペシャルケア
盆栽の中に植えているのは野山に生える樹木であるケースが多いので、大きくなったら剪定するのが必須です。
鉢が小さい場合は植え替え、もしくは根っこを剪定して再度同じ鉢に植えるなどのお手入れが必要になります。
今回私が選んだ南天は、成長しても10~20㎝程度だそうなので、
気になった時にちょっとずつ選定していこうと思います。
まとめ
今回は、品品さんでの盆栽教室での体験を勝手に紹介させていただきました!
専門家にていねいに教えていただけて、とっても楽しくていい勉強になりました。
ちなみに品品さんでは、盆栽の調子が悪い時の相談や不在時の預かりなども対応しているそうなので、何かあった時も安心です。
また自分だけでも作ってみたいし、応用編の教室もあるようなので受けてみようかな!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
景色盆栽の品品-sinajina-
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢2丁目35−13
https://www.sinajina.com/
Instagram:@sinajina_info
そのほか苔テラリウムのワークショップにも参加しています!
【体験談】苔テラリウムのワークショップに参加!写真付きで分かりやすく解説
コメント