クーラーなしでは溶けてしまうような暑い夏。
反対に暖房なしでは動けないような冬もあると思います。
そんなときエアコンをつけたら、観葉植物にはどんな影響があるのでしょうか?
今回は、観葉植物がいる部屋でエアコンをつける時の注意点をまとめてみました。
観葉植物のある部屋でのエアコンの稼働はOK?
結果から言うと、OKです。
たとえエアコンであっても適度な風であれば、観葉植物にとっても良い影響を与えるのだそうな。
観葉植物に風が当たると、葉っぱから水分を出す「蒸散」を促し、根っこからしっかり水分を補給してくれます。
こうして根っこから吸い上げた水分が、光合成の原料増加になるのだそうです。
ここまでの流れは、普段から「風通しのいい所に置きましょう」と言っていることにもつながります。
そこで重要なのは「適度な風」であることです。
エアコンをつける時は微風にすべし!
「適度な風」ということでしたが、一般的に、観葉植物にとって理想的な風速は「1.0〜2.0m/s」と言われています。
何のことかさっぱりわかりませんが、これは葉っぱが揺れない程度の微風なのだそうです。
そのため、あまり風量が強い場合は、植物にとってストレスになってしまいかねません。
ストレスをかけないためにも、以下の条件のどれか一つは守る必要があります。
・エアコンの風量を「弱」にする
・エアコンの風が直に当たる場所に観葉植物を配置しない
・エアコンからなるべく遠くに観葉植物を配置する
エアコンの風で観葉植物にストレスを与えないための対策2つ
風よけをつける
エアコンの直風が当たらない場所に置きたくても、日当たりのいい場所に置きたい場合など、置き場所が限られているときは移動させるわけにいきませんよね。
その場合は、植物に風が当たらないように、ビニールなどで風よけを作ることもできます。
ただし、その際は植物が密閉されないように注意が必要です。
また、エアコンに取り付けるタイプの風よけも販売されています。
簡単に設置できて、2,000円程度で購入できるものが多いので、気軽に試すことができそうですね。
定期的に葉水を行う
基本的に葉水は1日に1度ですが、エアコンをつけているときは気持ち多めに行っても良いようです。
葉水を行うことで、エアコンの風によって失われた湿度を保つことができるからです。
お部屋の湿度も見ながら、乾燥していると思うタイミングで葉水をしてあげましょう。
冬場の暖房で気を付けることは、乾燥や水切れ
暖房をつけている場合は、普段よりも鉢の中の水分が蒸発するスピードも速くなるため、乾燥や水切れに注意する必要があります。
一般的に冬場の水やりは少なめになりますが、暖房を普段からよく入れている場合は水切れしていないかをこまめにチェックしましょう。
葉水を行う場合は、気温が低すぎる時間帯を避けて行うのがおすすめです。
まとめ
真夏や真冬はエアコンが必須。
でも観葉植物の健康を害さないように、注意しながら利用したいですね。
この記事の投稿時は7月なのですがすでに30℃を超える日が多くて、冷房なしではもう寝られません。
我が家でも観葉植物には風が当たらないようにして、葉水をこまめに行うように気を付けます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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