留守中の水やりはどうすればいい?大事な観葉植物を枯らさないための対策

管理上の注意点

大事な家族ともいうべき観葉植物。
でも旅行などの留守中の水やりはどうしたらいいのでしょう。
映画「レオン」のマチルダのように観葉植物を持ち歩くわけにはいかないし……。
(あれは引っ越しでしたが)

今回は留守中の水やりについて、事前に対策できることをリサーチしました。
この記事では、留守にする前に準備することや、留守中にできる対策法、冬場の対応、盆栽の場合などを解説していきます!

留守にするまでの準備が大切!

旅行に行く当日や前日にパパっと対策!
というのはあまりおすすめできません。
できれば前もって準備を始めておきましょう。

水やり期間を空けておく

事前に水やりを行うまでの期間を徐々にあけていくことで、夏でも1週間程度の留守に耐えてくれます。
土が乾いたなと思ったら、鉢底穴から水がしっかり流れ出るまでたっぷりしっかり水やり。
鉢底穴から流れ出る水がチョロチョロ程度ではなくザーザー出るほどにあげることで、鉢の中全体を濡らすことができます。
そのためにも、お風呂や洗面所などに運んでから水やりを行うのがおすすめです。

窓辺にあるものは徐々に日陰へと移していく

窓辺での管理は日光をしっかり受ける分、水分の蒸発も激しいため、水不足を引き起こす可能性があります。
また、冬場は朝晩で温度差も強く出てしまいます。
なので日陰に移す必要がありますが、急激に移動させると環境変化に植物が耐えられずストレスをかけてしまいかねません
そのため、留守にする前から徐々に徐々に日陰へと移動させ、環境変化に慣れさせていく必要があります。

留守にする直前に行う対策

留守にする期間が1週間を超える場合は、さらに工程が必要になります。
ツールが必要になる場合もありますが、100円均一やホームセンターなどで簡単に手に入れられそうなものばかりなので、気軽にできそうです。

給水機

水を入れた給水器を土に鉢に刺して、ゆっくりと水やりを行うことができます。
デザイン性に富んだものもありますが、画像のようにペットボトルに付けるだけでいいものも売っているので、留守にする期間に合わせたサイズのボトルを選ぶことができます。

腰水

鉢植えより大きな容器に鉢を入れ、鉢の底が浸る程度に水を入れます。
あまり温度が高くなると根っこを痛めてしまうので、直射日光の当たらない場所での管理が必要です。

マルチング

土の表面にビニールやわら、ココヤシファイバー、新聞紙などをかぶせておくことで、水分が蒸発するのを防ぎます。
小さめの鉢であれば、水やりをした後にビニール袋で鉢の部分を包んで結べば1~2週間もってくれます。

二重鉢・鉢の下に濡れタオル

鉢を一回り大きな鉢に入れ、鉢と鉢の間に濡らしたミズゴケか赤玉土を入れることで、給水させます。
シンプルに、濡らしたタオルを鉢の下に敷いておく方法でも給水が可能です。

そのほか、冬場の留守中に注意すべきことは温度変化!

冬は朝晩の寒暖差が強いため、植物にもストレスがかかってしまいます。
部屋の温度調節が難しい場合は、発泡スチロールに入れてあげるだけでも温度を保ちやすくなるのだそう。
ホームセンターでは簡易温室や、発泡スチロールもリーズナブルに購入できるので、購入を検討しましょう。

一方、冬場の植物はあまり水を必要としないため、水やりに関してはあまり気にする必要はないようです。

盆栽の場合は……?

盆栽は乾燥が大敵。
そのため、夏場であれば1日に2~3回水やりを行うこともあります。
そんな盆栽を留守番させるにはどうしたらいいのでしょうか。

半日陰に移す

観葉植物と同じく、反日陰での管理が必要です。
できれば、午前中に光を浴びる環境がいいのだそう。

ミズゴケで乾燥を防ぐ

ミズゴケを水に浸して吸水させてから、土の上にかぶせることで乾燥を防ぎます。
さらにビニール袋で鉢を覆うと2~3日持ってくれるようです。

自動給水装置

長い期間留守にする場合は自動給水装置を使用するのがおすすめです。
鉢に挿して使うタイプであれば、強風であっても確実に水やりすることができます。

まとめ

大事な観葉植物が増えれば増えるほど、長期間家を空けるのは不安ですよね。
でもこうした方法を知っておけば、余裕をもって備えることができそうです。

私もお盆には祖母の家に行くかもしれないので、しっかり準備しておきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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