ガラス容器の中に外の景色を入れて愛でることができる「苔テラリウム」。
知名度も高く、今ではいろんなショップでそのキットを買うことができます。
では買った後、作った後の苔テラリウムのお手入れはどんなことをすればいいのでしょうか?
今回は我が家で行っている苔テラリウムのお手入れ方法をご紹介します!
日々の水やりなどのケアに加えて、苔が伸びてきたときに行うスペシャルケアもご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
苔テラリウムとは、ガラス容器の中で苔を育成するもの
テラリウムは、ガラス容器などの光が通る透明な入れ物の中で苔を育てるものです。
最近ではキットも売っていて、簡単にテラリウム作りを楽しむことができます。
ネットでも購入できますが、ホームセンターなどのショップでも必要なグッズをそろえることができ、装飾のためのフィギュアや簡単な容器であれば100円均一でも購入することが可能。
作り方も簡単なので、お子さんと一緒に家族で楽しむこともできます。
私の場合は、フラワーパークで開催されていたワークショップでスタッフさんのサポートを受けながら作りました。
今回は省きますが、またの機会に作り方をご紹介したいと思います。
苔テラリウムのお手入れ方法
いたるところに生えている苔ですが、実際に育てるとなると何をするのでしょうか?
ご存じの方もいるかと思いますが、苔はとても強い植物です。そのため、乾燥でカピカピになってしまっても水を吸わせることでまた元に戻すことができます。
だからこそお手入れも簡単!
ここでは、日々のお手入れに加えてたまに行うスペシャルなお手入れをご紹介します。
日々のお手入れ
苔テラリウムは蓋つきの容器を使用することが一般的なため、中の水分量が一定に保ちやすくなっています。
そのため、お水を上げる頻度はそこまで頻繁である必要はありません。
苔や中のソイル(苔を植えている土)が乾ききる前にスプレーなどで湿らせてあげればOKです。
乾くまでの期間は容器の大きさや季節などにもよるので、なるべく頻繁に様子を見るようにします。
水やりにプラスして、ガラス容器を内側から吹いてあげると水垢などを落とせてきれいに保つことができます。
ちょっと面倒ですが、いつでも気持ちよく鑑賞するためには大切なことです。
私はかなりさぼりがちですが……。
スペシャルケア
まずは伸びすぎてしまった苔のカット。
画像でも分かる通り、きれいに作ったはずの石階段がボサボサの苔で隠れてしまっています。
獣道です。いや、獣すら通れません。
こちらの伸びきってしまっているのは「ハイゴケ」。
文字通り這って伸びていく苔なのだそうですが、なぜ上に向かっているのでしょう。
這うんじゃないんですね。びっくりです。
このようにどんどん伸びてしまう苔は、ヒノキゴケやホウオウゴケなど、ほかにもたくさん種類があるので、注意して見ておくとアハ体験を楽しめます。
苔をカットしたら、切った茎をそのまま空いているスペースにピンセットで植え付け。
この時、茶色くなっている部分があれば切り取って捨てます。
この部分は枯葉のようなものなので、多湿な環境に置いておくとカビが発生してしまう可能性もあるので注意が必要です。
これでお手入れは完了です!
そんなに頻繁に行うことでもありませんし、簡単ですね。
小さなガラス容器の中に外の世界を閉じ込めたような景観は、いつ見ても飽きません。
皆さまもぜひ、ご自身のお好きな景色を切り取ってみてください!
まとめ
外を歩いていてもよく見かける苔。
改めて育てるとなると、何が必要なのかをちゃんと調べておかないといけません。
今回は苔テラリウムのお手入れについてご紹介しましたが、苔テラリウム作りもまた挑戦したいので、その時はその様子もお伝えしたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!