いろんな色や模様を持つアイビー。
洋風な見た目がかわいい、つる性の観葉植物です。
しかもこのアイビーは丈夫で育てやすいうえに、簡単に増やすことができるんです!
今回は、簡単にアイビーを増やす方法として、「挿し木」と「水差し」の2種類解説いたします。
アイビーは乾燥や寒さ、水切れにも強い植物!
アイビーはつる性の植物で、色や形が豊富な植物です。
乾燥や寒さ、水切れにも強くて丈夫なので、初心者が初めて育てる場合に向いています。
また、日光を好む品種ではありますが、ある程度の耐陰性もあるため、室内でも屋外でも楽しめる点もメリットの一つ。
自宅の好きなところに飾って楽しむことができます。
アイビーを増やすのに適した時期は、春から夏!
アイビーを増やす場合は、基本的には育成期の4月~10月に行うのが良しとされています。
ですが、暑すぎるとアイビーも育成が滞る可能性があるため、気温で言うと15℃~29℃の間がおすすめです。
この記事を書いているのは7月なのですが、もうすでに30℃を超える日が多々あるので、7月~8月ころは避けた方がいいかもしれません。
アイビーを挿し木で増やす方法
アイビーの増やし方はいくつかありますが、その中でも特にシンプルな方法の中に「挿し木」があります。
挿し木は、カットしたつるを土に植える方法で、簡単に増やすことができます。
アイビーを挿し木で増やすために必要なもの
・もととなるアイビー
・清潔なはさみ
・小さめの鉢
・土(なるべく雑菌のないきれいなもの)
・鉢底石(なくても鉢底ネットがあればOK)
・発根促進剤(なくてもOK)
アイビーを挿し木で増やす手順
1:つるをカットする
元気なつるを選んで、10〜15cmのところでカットします。
カットしたら先のほうにある3~4枚の葉っぱを残して根元の葉っぱはすべて除去します。
この時、大きめの葉っぱがある場合は半分にカットすると、植物が葉っぱの維持ではなく発根するために力を集中してくれやすくなります。
発根促進剤がある場合は、この時に水で薄めた発根促進剤をつるの断面につけて2時間程度おいておきます。
2:カットしたつるを鉢に植える
用意した鉢に鉢底石と土を入れ、カットしたつるを植え付けたあと、水をかけ流して完成です。
しばらくは休ませる必要があるため、明るい日陰で管理しましょう。
新しい葉っぱを展開するまでは、なるべく土が湿った状態を維持するようにします。
アイビーを水差しで増やす方法
挿し木と同じくシンプルかつ簡単な方法に「水差し」があります。
これは切ったつるを水につけて発根させる方法です。
アイビーを水差しで増やすために必要なもの
・もととなるアイビー
・清潔なはさみ
・つるのサイズに合った容器
・発根促進剤(なくてもOK)
アイビーを水差しで増やす手順
1:つるをカットする
元気なつるを選んで、10〜15cmのところでカットし、先のほうにある3~4枚の葉っぱを残して根元の葉っぱを除去するところまでは挿し木と同じ手順です。
2:カットしたつるを容器に入れて水につける
用意した容器に水と(ある場合は)発根促進剤を入れ、カットしたつるの断面を水につければ完成です。
こちらも明るい日陰で管理し、水は毎日交換して清潔に保つようにしましょう。
土を使用する挿し木よりも発根に時間はかかりますが、1~2週間程度で発根します。
発根したら、改めて土に植え替えてもOK。その際はまた2週間程度は明るい日陰で休ませてあげましょう。
また、水差しで生えた根っこは水に強いため、そのまま水耕栽培で楽しむことも可能です。
水だけの水耕栽培や、ハイドロボールを入れたハイドロカルチャーなど、自分の好きな形で仕立て直すことができます。
ちなみに、水耕栽培での管理には別途肥料が必要などの注意点もあるため、事前に詳細をチェックしておくのがおすすめです。
関連記事:ハイドロカルチャーって?土栽培からの植え替え手順と向いている植物を解説します!
まとめ
ぐんぐん育つアイビーは増やすのも簡単!
調子に乗って増やしていったら、いつか我が家がアイビーだらけになったりして……。
想像したらそれも楽しそうです。
ほかにも、ポトスやアロマティカスなどの丈夫で増やしやすい植物を紹介しているので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。
関連記事:ポトスの増やし方 | 水挿しで簡単に株を増やす方法と注意点をご紹介!
【実践】アロマティカスの活用方法!水挿しで増やしてハーブティーにして飲んでみた!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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