暖かい時期になると活動しだす我らが天敵……、ゴキブリ。
実は観葉植物の育成環境とゴキブリの発生には関係があるようなのです……!
「二度と不法侵入させるものか!」
という誓いとともに、ゴキブリ対策を行っていきます。
この記事では、観葉植物を育てる環境とゴキブリの関係性や発生予防の方法、ゴキブリが嫌がると言われる植物などをまとめています。
ぜひ参考にしてみてください!
観葉植物とゴキブリの発生は関係ある?
観葉植物の育成環境は湿度が高めになりますが、
実は湿度75%から100%は、ゴキブリも好む環境なんです。
そして、これからの時期は気温が上がって植物が大きく成長する育成期に入りますが、
温度25℃から30℃もゴキブリが活発に動く気温なのだそう。
また、観葉植物を育てている土に有機質な栄養が入っていれば、ゴキブリも栄養を補給しやすくなります。
ゴキブリの発生を予防したい!
発生してから対処することもできますが、できれば一目見ることでさえも避けたい……。
ではゴキブリに遭遇しないためにも、できることを調べていきます!
受け皿に水をためない
受け皿に水をためたままにしていると、ゴキブリだけでなくコバエなどの発生にもつながりかねません。
水やりの後に受け皿にたまった水はすぐに捨てて、なるべく清潔に保つようにしましょう。
無機質の土・肥料を使用する
土や肥料には無機質なものと有機質なものがあります。
有機質な土や肥料には、微生物に分解された植物などが入っており、栄養も豊富な分、虫が発生しやすいというデメリットも。
反対に、無機質な土や肥料には、鉱物や火山灰、化学物質などの無機物が入っており、無機質な土は栄養が少なめになりますが、虫は発生しにくいメリットがあります。
なお、無機肥料の場合は栄養が少ないわけではなく、植物への即効性があるものの、長期的に使用すると土壌の環境がやせる可能性があるそうです。
ほかにも、育てる環境に合わせて、ハイドロカルチャーで土自体を使用しないという手もあります。
ハイドロカルチャーって?土栽培からの植え替え手順と向いている植物を解説します!
定期的に鉢の周りや隙間をチェック
なるべく定期的に鉢を動かしたり、鉢の周りや細かな隙間をチェックします。
気が付いたら、土や鉢と鉢カバーの間などに、産卵されているということも……!
ゴキブリの卵は黒っぽい茶色で土になじむ見た目をしているので、日ごろから気を付けて見ておきたいですね。
プランタースタンドなど使って床から離す
プランタースタンドなどで少しでも床から距離を取ることで、ゴキブリが土にたどり着きにくくすることができます。
もちろん壁も歩けるので微々たる効果になるかもしれませんが、通気性の面でも床から離すのは有効だと思います。
そのほか、一般的なゴキブリ対策!
観葉植物を育てているご家庭に限らず、一般的に活用されるゴキブリ対策としては、ゴキブリ用の毒餌剤を室内に配置することが挙げられます。
基本的には1年に1度、ゴキブリが活発に活動しだす前の3月~5月ころには新しいものに交換しておくと効果的です。
また、屋外には屋外用の毒餌剤も販売されているので、玄関前やベランダなどにも忘れずに配置するようにしましょう。
ゴキブリが嫌いな植物はハーブ類など!
ゴキブリというと生命力があって、たいていのことは平気そうな図太い印象がありますよね。
(だからこそ困るのですが……。)
しかし!そんなゴキブリにも、苦手とする植物があるんです。
アロマティカスやミントなどのハーブ、ハッカ類、レモングラス、などはゴキブリが嫌いなにおいを出しているとのこと。
これらの植物を、ゴキブリが発生しやすい水回りなどに置いておくのがおすすめです。
特にキッチンに置けば、料理にも使えて一石二鳥ですね。
まとめ
できればもう二度と遭遇したくないゴキブリ。
観葉植物を楽しみながらも、できるだけ発生予防して快適に過ごしていきたいものです。
我が家ではここ何年か見ていませんが、見ていないだけでいないとも言い切れないので油断は大敵。
しっかり対策していきます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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