【実践写真付き】ハツユキカズラとカシワバゴムで植え替えの手順を解説!

日常

観葉植物の鉢底をのぞいたら根っこが出てきていた!
なんてこともありますよね?
春から夏にかけて植物は育成期。
もっと育ってもらうためにも、適切な方法とタイミングで植え替えを行う必要があります。
ではそのためにはいつ、どんなツールを使って、何に気を付けるべきなのか、ひとつずつ解説します。

植え替えはいつ行えばいいの?

定期的な植え替えは、観葉植物にとって必要なことですが、いつでも行っていいというわけではありません。
適した時期、適した時間帯に、観葉植物の状態に合わせたタイミングで行わないと、植物の健康を害してしまうかも……!
タイミングを見計らって安全に植え替えを行いましょう。

植え替えに適しているのは、育成期の午前中!

植え替える時期としては、植物の育成期である春から夏までの間がいいでしょう。
植え替えでは、少なからず根っこに負担をかけてしまうため、植え替え後にしっかり育成できる期間が必要なのです。
場合によっては10月くらいまで行うこともできますが、耐寒性のある植物に限ります。
基本的には15℃~30℃の気温の時期がおすすめです。

時間帯は、午前中が適しているのだそう。
というのも、午後は気温が高まることが多く、気温があまり高いと植物の根っこが傷みやすいから。
午前中の涼しい時間帯に行うようにしましょう。

植え替えてほしいときに観葉植物が出すサイン

基本的には、2~3年ごとに観葉植物を植え替える必要がありますが、観葉植物の成長や土の状態に合わせて植え替えのタイミングを見ることも大切です。

・根詰まりの可能性がある場合

植物が生長することで、鉢の中で根っこが詰まってしまっている場合は、一回り大きなサイズの鉢に植え替える必要があります。
鉢底穴から根っこが出てきてしまっていたり、水やりをしたときに土になかなか浸透せず表面に水が溜まってしまったり、葉っぱが内側に丸まってしまったりなどのケースは、根詰まりを起こしている可能性があるので、植え替えを検討しましょう。

・土の栄養分が足りない

葉っぱの色が悪くなってきた場合などは、土の栄養分が足りない場合があります。
新しくて清潔、かつその植物にあった用土を用意し、植え替えてあげましょう。

そのほか、土にコバエが卵を産んでしまうなど、害虫が発生した場合も、土を新しくするために植え替えてあげる必要があります。

植え替えに必要なもの

・植え替える植物

植え替える植物は、1週間程度水やりを控えておきます。

・シートか広めのケース

室内で行う際、土が床に飛び散ってしまわないように下に敷いておきます。
深めのお盆程度のケースでも有効です。

・鉢

植物の成長に合わせた大きさの鉢を用意します。
根詰まりを起こしている場合は一回り大きなものがいいでしょう。

・用土

排水性や保水性のバランスも考慮しつつ、その植物に合ったものを使用します。

・鉢底石と鉢底ネット

鉢底穴の大きさに合わせてカットした鉢底ネットと、鉢底石を用意します。

・肥料

根っこがしっかり成長できるように、肥料を入れます。
我が家ではマグァンプKの大粒を使用。

・土入れ

ハンドシャベルか、土を鉢に入れやすい形のケースがあると便利です。
我が家では100円均一で購入した小さめの穀物保管容器を使っています。

植え替えの手順

1.植え替える植物を鉢から出す

事前に水やりを控えておくことで、鉢から取り出しやすくなっているはずです。
ソフトタイプの鉢の場合はそのまま揉んで土をほぐしハードタイプの場合は根元をもって軽くゆすりながら慎重に取り出します。
取り出したら、根っこについた土をやさしく落としましょう。
このとき、黒く傷んでいる根っこがあれば切り取ります。
また、根詰まりしていたもので、鉢の大きさを変えたくない場合は、根っこをカットして量を調整することも可能です。

2.鉢に鉢底ネットと鉢底石、用土、肥料を入れる

鉢底穴をふさぐように鉢底ネットを敷き、鉢底石を底が見えなくなる程度に入れます。
植えたい植物の高さを決めて、調整するように用土を入れたら、肥料を適度に落とし入れます。

3.植物を鉢に入れて、その周りに用土を入れる

植物を鉢に入れたら、片手で固定しながら反対の手で土を入れていきます。
たまに鉢を振ったり細い棒で根っこを傷付けないように外側の土を刺したりしながら、土をしっかり詰めていくのがポイントです。

4.水をたっぷりあげて完成

鉢底穴から汚い水が流れ出るまで水をかけ流したら完成です。

植え替え後の注意点

植え替えの直後は根っこを休ませるためにも、半日陰になる場所に置く必要があります。
根っこが定着するまでの期間はだいたい2週間ほど、もしくは新しい葉っぱが展開するまで半日陰の場所に置いておきましょう。

土は乾き過ぎることがないよう、定期的に水やりを実施。
また、株が安定していない場合は、支柱を立てるなどして固定します。

まとめ

観葉植物の成長は愛好家にとって喜ばしいこと。
のびのび成長してもらうためにも、適した時期に適した方法とツールで安全に植え替えを行いたいですね。
今回植え替えたハツユキカズラとカシワバゴムも元気に育ちますように!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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