【観葉植物の害虫対策】簡単にできる予防策や虫がつきにくい植物、発生してからの対策!

日常

春が過ぎて梅雨に入りますが、そろそろ気になりだすのが虫の存在。
観葉植物を育てていると、土も水もあるから害虫の発生は気になりますよね。
「なるべく虫には遭遇したくない……」
とお考えの方のために、今回は、害虫を発生させないための対策と、そもそも害虫が発生しにくい観葉植物の種類、発生してしまった場合の対処法などをご紹介します!
ぜひ参考にしてみてください。

簡単にできる害虫発生の予防策8つ

まずは害虫を発生させない環境づくりが大事です。
手軽にできるもの、我が家で実際にやっているものも多いので、できそうなものがあればぜひ試してみてください。

1.定期的な葉水

カイガラムシやハダニなどの植物の葉っぱにつく虫は、基本的に水が苦手です。
そのため、定期的な葉水を行うことで、害虫の発生を予防することができます。
可能であれば毎朝、葉水をしながら害虫が付きやすい葉っぱの裏を見ておくのが良いでしょう。
また、購入直後の観葉植物にすでに害虫がついている可能性もあるため、葉水をしながら布やウェットティッシュなどで葉っぱの裏と表を一枚いちまい拭いてあげると安心です。

2.受け皿に水をためない

受け皿に水がたまったままだと、そこにコバエなどの虫が発生する可能性があります。
また、虫だけでなくカビの発生にもつながるので注意が必要です。
大型の鉢で持ち上げられない場合は、スポンジやスポイトを使用して受け皿の水を吸い取ると良いそうです。

3.土が湿った状態のままにしない

水をあげた後、しっかり乾く前にまた水をあげるなど、常に土が湿った状態のままだとコバエなどの虫が発生しやすくなります。
水をあげた後は、しっかり土を乾かすようにしましょう。

4.無機用土や化成肥料を使用する

有機用土や有機肥料は栄養が多く含まれる分、虫も発生しやすくなります。
また、安価過ぎる土であったり、古くなった土にも、害虫が集まりやすくなるそうです。

5.風通しを良くする

空気が停滞していると虫が発生しやすいようです。
植物の健康のためにも、窓を開けたりサーキュレーターをつけたりと、しっかり空気を循環させるようにしてください。

6.ココナッツファイバーや石で土をカバー

コバエは土の表面に卵を産み付けるとのこと。
そのため、ココナッツファイバーや化粧砂、石などで土の表面3~5㎝をカバーすることで、コバエの発生を予防できるそうです。

7.枯れ葉はこまめに取り除く

枯れて落ちた葉っぱをそのままにしておくと、虫の発生につながるそうです。
定期的に鉢の中に枯れ葉がないか確認してお手入れするようにしましょう。

8.虫よけスプレーを定期的に吹きかける

市販品の観葉植物用虫よけスプレーを適宜吹きかけるのも有効です。
そのほか、お酢やニンニク、唐辛子などで手作りできるものもあるようなので、私も今度試してみようと思います。

虫がつきにくい観葉植物7選!

害虫対策はするにしても、環境的にどうしても虫が湧いちゃう!
そんな場合は、そもそも虫がつきにくい観葉植物をお迎えしたいですよね。

虫がつきにくい品種は、耐陰性や乾燥に強い植物が多いのだそう。
他にも、ミントなどの虫が嫌う香りを放つ植物もありますが、すべての虫が嫌う香りではないようなので注意が必要です。

では、どんな植物が害虫被害にあいにくいのか見ていきましょう。

1.パキラ

耐陰性があり、日当たりのよくないところでも育つ強い観葉植物です。

2.サンスベリア

乾燥に強い多肉植物。空気を浄化する作用もあります。

3.ガジュマル

乾燥や寒さに強い観葉植物。日ごろのお手入れも簡単です。

4.モンステラ

耐陰性があるものの、日が当たる場所の方が元気に育ちます。

5.ポトス

耐陰性があり、半日陰での育成が推奨される観葉植物です。

6.アイビー

耐陰性がありますが、あまり日が当たらないと徒長したり模様が消えてしまったりします。

7.サボテン

乾燥に強く、冬場は特に水やりを控えて育てます。

もし虫が発生してしまったら?

どんなに対策をしていても、虫が発生してしまうことはあると思います。
もし、虫が発生してしまったら、発生元や虫の種類に合わせた対応が必要です。

カイガラムシ、ハダニなど葉っぱにつく虫の場合

カイガラムシは葉っぱの根もとや裏側にいる白いモフモフした虫で、ハダニは小さいので本体を見つけることは難しいですが、葉っぱの間に蜘蛛の巣のような細かい糸を張ります。
葉っぱにつく害虫は、表面だけでなく裏面に注意して確認するようにしましょう。

これらの害虫を発見したらまず、目視で確認できる範囲で虫を取り除きます。
手袋をして、ウェットティッシュやいらない布などを使用して落としていきます。
この時、床に虫が落ちる可能性があるので、流しやお風呂場で行うか、下に新聞紙などを敷いて行うのがおすすめです。

そのまま除去できればそれだけで大丈夫なのですが、それでも虫が残っている場合には、「食器用洗剤で植物を丸洗いする」という邪道な方法も。
我が家のアイビーは一度ハダニにやられかけたのですが、この方法で難を逃れました。

コバエなど土や受け皿に沸く虫の場合

コバエの成虫は植物には無害……、とはいえ、やはり家の中で飛んでいたらイヤですよね。
コバエが発生してしまった場合は、まず鉢ごと水没させて2~3時間待った後、水面に浮いているコバエをすくわないように取り出します。
それでも除去が難しい場合は、コバエが沸いた土を捨てて新しい土に植えかえるのが良いでしょう。

まとめ

「できれば虫は発生させたくない!」
「でも部屋の中で観葉植物を愛でたい……。」
そんな風に考えている方はきっと私だけではないはず。
もちろん、絶対虫がつかないとまではいきませんが、きちんと対策して日頃からチェックすることで、害虫の発生予防と早期発見に努めたいですね。

ちなみに我が家では最近大きめのクモに遭遇したのですが、その素早さに完敗し、同居をやむなくされています。
「ベッドだけは入んないでね!」
「驚くような場所もダメだよ、あと食品にも触らないでほしいな!」
など話しかけて、友好関係を築けないか試しているところです。
クモは益虫だし……、ね。
(虫全般苦手ですが)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

観葉植物とゴキブリ発生には関係が?!簡単にできる発生予防の方法をリサーチ

タイトルとURLをコピーしました