ハート形の葉っぱがかわいいウンベラータ。
どこかエスニックな雰囲気漂うかわいらしいこの観葉植物を、我が家のシンボルツリーに任命しました。
「成長も早いからすぐに天井に届いちゃうかも……!」
そんな期待もむなしく、落ちていく葉っぱ。しおれる幹。
冬の寒さでウンベラータの幹が枯れてしまうことにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回はウンベラータにとって大事な、冬越しのポイントを解説していきます。
冬を越すための対策をよりリーズナブルな方法で模索していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ウンベラータとは、ゴムの木の仲間で成長が早い!
フィカス・ウンベラータとは、白い幹にハート形の葉っぱを付けるかわいらしい観葉植物です。
ハート形の葉っぱからか、風水的には恋愛運がアップするともいわれているそうな。
花言葉は「すこやか」なので、寝室などリラックスする場所に置くのが良いとされています。
ゴムの木の仲間ですくすくと成長するため、室内で育てていると天井に届くほどに大きくなることも多いようです。
大きくなりすぎたときは剪定して挿し木をすることでさらに増やしつつ、高さを調整することができます。
春から夏にかけての育て方はとても簡単で、朝はスプレーで葉水を毎日行うのと、土が乾いたらたっぷりの水をあげればOKです。
そのほか、肥料についてはお好みで、我が家の場合は特に気を使わなくても半年で10㎝程度伸びました。
また、幹にひもや針金をくくることで、幹の形を個性的でかっこいい形にすることもできます。
私も昨年チャレンジして「できた!」と思った矢先に……、やらかしたので結局できていません。
またやろうと思うので、曲げ方はその時にでもご紹介します。
育成期を見て油断すべからず!
我が家のウンベラータは、2023年まだ少し肌寒いくらいの春先に購入したのですが、その時お店の方に
「この前の冬で葉っぱを落としてしまっていたので、値引きします」
と言われた子でした。(その時はすでに葉っぱが生えていましたが)
今思えば、お店の方が葉っぱを落とさせてしまったくらい大変だということに気付くべきところでしたね……。
そして、家に連れて帰ってからも、しばらくすると葉をすべて落としてしまったのでした。
おそらく、この原因は急な環境変化によるものだったのでしょう。
しかし、ひとたび我が家の環境に慣れて暖かい育成期に入ると、メキメキ伸びだすウンベラータ。
これによってすっかり油断してしまいました。
「何も気遣わなくても全然平気な強い子なんだ!」と。
2023年冬。
葉っぱをすべて落とすウンベラータ。
しかも幹の先の方から萎びてくる。
完全にやらかしてしまいました。
ウンベラータの弱点は「寒さ」
では、何が悪かったのか?
皆さまにはもうお分かりだと思います。
原因は、寒さ対策を全くしていなかったから。
ウンベラータは寒さにとても弱い観葉植物です。
そのため、基本的には10℃以下にはならないように気を使ってあげる必要があります。
その点、我が家は暖房代をケチっており、私自身は室内で着る毛布を引きずって歩く生活をしています。
つまり、部屋の中は極寒。
夜なら10℃どころか0℃に近いくらいです。
これではウンベラータが弱って当たり前です。
健康的なまま冬越しをさせるには?
まず、ウンベラータは冬に休眠状態になるため、水やりを控えることが重要。
ここでいつも通りあげていると、根腐れにつながりかねません。
葉っぱが下を向いてしおれてくるのが水やりのサインなので、それまで水やりは控えましょう。
期間にすると大体2週間程度だそう。
もちろん鉢の状態によるので、注意深く見てあげる必要がありますね。
そして、先ほど「寒さにとても弱い」とお伝えしましたが、特に温度差が良くないようです。
なので、朝晩で激しい温度差のある窓辺に置かないことが大事。
加えて、部屋自体の温度もなるべく下がりすぎないように暖房などを夜だけでも付けると良いようです。
その時は暖房の風が直接当たらないように、かつ空気も循環させるように注意します。
「でも……、暖房代が……。」
という私のようなケチ倹約家には、別の方法を探す必要がありますね!
暖房を使わない寒さ対策
とにかく冷やさないようにすることが大事だそうなので、夜間だけでも、不織布やビニールの保温カバーをかけることで幹全体を保温することができるかもしれません。
これは、段ボールや新聞紙、ビニール袋でDIYすることも可能なので、さらにケチり倹約したい場合は、この方法がよさそうです。
しかし、それだけだと真冬の寒さには耐えられない可能性が。
その場合はさらに、園芸用のヒートマットを使用して鉢を下から温める。
「え~、結局電気代かかるじゃん」
と思われるかもしれませんが、園芸用のヒートマットはホットカーペットのようなものなので、毎日エアコンで暖房を入れるよりはリーズナブルです。
これならできるかもしれない……!
今年の冬に備えて園芸用のヒートマットの購入を検討します。
まとめ
落ちた葉っぱはまた生えてきてくれますが、しおれた幹自体は再生しません。
可愛く曲げた幹からは、もう葉っぱが生えてくることはないでしょう……。
こんなことに二度とさせないために!
ウンベラータは適した温度管理が大事!
健康を管理しつつ冬を越せるようにしたいです。(まだ夏前ですが)
この温度に関するウンベラータの検証は、今年の冬11月に入るころには試してみることにします。
我が家のシンボルツリーが元気に育ちますように……!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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